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2.効果的なクラブにするためには
サブリーダー 井上 寛 (小田原城北)
皆様は、7月から幹事として会長を補佐し、或いは会長と一緒になってクラブを運営されるわけですので、ここであらためて次年度のRI会長方針、そして菅原次年度ガバナーの方針を確認しておきたいと思います。

田中次年度RI会長は、「PEACE through SERVICE=奉仕を通じて平和を」というテーマを掲げられています。奉仕の心を持って行動し、おだやかな心を一人ひとりがこころに刻み、寛容の精神で人生を過ごすことで、真の平和が訪れ、また、奉仕を実践していくことから他者への尊重の念が生まれ、互いに尊重しあうことによって平和がもたらされると話されています。

そして、

「クラブのサポートと強化」
「人道的奉仕の重点化と増加」
「公共イメージと認知度の向上」

の3点を、RIの優先項目として挙げられております。

このRI方針のもと菅原ガバナーエレクトは、「あくまでもクラブが基本」「クラブの活性化のためには会員の増強が不可欠」を重点目標として地区運営をされていかれます。

具体的な地区活動方針として・・・


  • 【1】 RI会長テーマ及び強調事項の推進
  • 【2】 クラブ研修リーダー及びクラブ研修委員会の充実
  • 【3】 会員維持・増強 ⇒ 地区会員2700名の目標
  • 【4】 ロータリー財団未来の夢計画の推進
  • 【5】 R財団寄付目標額200$/人以上
  • 【6】 米山寄付目標額2万円/人以上 ⇒ 30名以上の米山奨学生支援のため
  • 【7】 新世代の育成 ⇒ ローターアクト・インターアクトの新クラブ設立
  • 【8】 第2780地区のネットワークとブランドの確立
  • 【9】 東日本大震災復興への支援
  • 【10】 地区・クラブ役員が18ヶ月活動できる環境づくり

・・・以上の10項目ですが、この中でクラブ研修リーダーの役割について、幹事の皆様にもご理解いただきたくお話しさせていただきます。

クラブ研修リーダーは、2006年11月RI理事会においてその任命が推奨されることとなりました。当地区では、森ガバナーが今年度(2011−12年度)より、各クラブにクラブ研修リーダーの設置を要請されました。

クラブ研修リーダーの責務は、
クラブ会長要覧ワークシート9(54ページ)によれば


  • 【1】 会員のニーズを調査する
  • 【2】 クラブ会員が何をすべきか決めるために、クラブ目標を分析する
  • 【3】 上記2つの責務を遂行する目的で、研修を企画する
  • 【4】 新会員オリエンテーションを実施するために、会員増強委員会と協力する
  • 【5】 会員候補者を教育するために、会員増強委員会と協力する
  • 【6】 全会員に組織的な教育を提供することを目的として、毎週のプログラムを計画するために、クラブ管理運営委員会と協力する
  • 【7】 募金活動や財団への寄付について会員を教育するために、ロータリー財団委員会とともに活動する
  • 【8】 クラブ会員がロータリーとは何かを説明できるようにするため、クラブ広報委員会と協力する
  • 【9】 次期指導者が地区研修のために準備を整えられるよう協力する


・・・となっています。

松宮RI理事エレクトは、「かつてのロータリー情報委員会のように、単にロータリーの歴史や理念が一方的に伝達されるだけでは不十分で、情報を受けたロータリアンが実践の重要性に目覚め、クラブの奉仕活動や地区主導の奉仕活動の展開に必然的につながっていくという成果に到達してこそ、クラブ研修リーダー、並びにクラブ研修委員会の存在の意味がある」と話されています。

言い換えれば、単にロータリーの歴史や理念、或いは用語の解説に終始することなく、会員自身がロータリーに興味をもち、自らがもっとロータリーを知ろうとする、そして一人でも多くの会員にロータリーが好きになるきっかけを与え、ロータリーを知ることにより、ロータリーに情熱を燃やすようになり、意欲的なロータリアンとなるような包括的な研修を企画・立案・実施することがクラブ研修リーダーの任務だと思います。
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