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クラブ研修 部門
2.クラブ研修リーダーの責務
サブリーダー 萬田 信行 (相模原東)
(1)講演「クラブ研修リーダーの責務」について
ご参加のクラブ研修リーダーの皆さん、こんにちは。サブリーダーの萬田信行です。所属は相模原東RCです。

今回、この部門の出席者は、本年度に引き続き役に就かれる方と、新しく役に就かれる方になると思います。

前者の継続される方々は今までのおさらいを、後者の新しく役に就かれる方々には今までの経過のお話をして行きたいと考えております。くどいようですがお付き合いの程をよろしくお願い致します。

3月23日に開催されました「クラブ研修リーダー」セミナーでご指摘いただい事も含め、今回の地区協議会では、会長部門、幹事部門、クラブ奉仕部門に於いて「クラブ研修リーダー」の大切さを伝える事になっております。

皆さんが心配されている「クラブ研修リーダー」は孤独であるために、何をすれば良いのかが分からないとメッセージがありましたが、本日を境に、考え方を変えて頂き、クラブを挙げて取り組んで頂きたいと切望致します。

この地区協議会が終了し、クラブでまず、現会長、直前会長、会長エレクト、副会長、クラブ奉仕委員長、幹事、そしてクラブ研修リーダーの方々によるミーティングを開き、忌憚のない意見交換をして頂き、今後のクラブの為に行動を起こして頂きたい。

3月23日(クラブ研修リーダーセミナー)にお配りした資料の中から、3月23日にお話をした事項は次のとおりです。
【1】2010年度地区大会地区指導者育成セミナーにおいて、南園PGが「新しい長期計画とクラブの活性化」の中での「クラブ研修リーダー」の責務。特に原点はクラブの活性化です。クラブが活性化しなかったら、いかにRIが力もうと、いかに地区が大騒ぎしょうとロータリーは駄目です。クラブこそ一番の草の根の基盤だと考えて頂きたいと思います。
【2】第2ゾーンのRC(ロータリー・コーディネーター)2012−2014年度は東京の滝野氏。ARC(アシスタント・ロータリー・コーディネーター)は我が地区の小佐野圭三PGが就かれます。(2010年手続要覧P−66)
ロータリー・コーディネーターの目的は、RIからクラブと地区に、充実した情報と支援を提供する事である。
【3】2011年1月11日付「クラブ研修リーダー」制度採用についての通達。(配布)
【4】2011年2月7日付「クラブ研修リーダーの決定」と「AGEが次年度の為の活動を始めます」についての通達。
【5】2011−2012年度地区方針が森GEから発表。(配布)
   3・クラブ研修リーダー及びクラブ研修委員会の設置。
【6】2011年4月17日に開催された地区協議会の報告はCDです。
   特に研修部門の報告を確認願います。
【7】効果的なクラブとは(2010年度手続要覧P−4管理及びクラブ会長要覧―役割と責務P−3)
《1》会員基盤を維持、拡大する。
《2》地元地域ならびにほかの国々の地域社会において奉仕プロジェクトを実施し、成果をもたらす。
《3》資金面およびプログラムへの参加を通じてロータリー財団を支援する。
《4》クラブレベルを超えてロータリーにおいて奉仕できる指導者を育成する。
【8】クラブ研修リーダーとしての責務(2010年度手続要覧P−6及びクラブ会長要覧―役割と責務P−8))
《1》クラブ指導者が適宜、地区研修会合に出席する。
《2》新会員のために一貫したオリエンテーションを定期的に実施する。
《3》現会員のために継続的教育の機会を提供する。
《4》全会員が指導力育成プログラムを受ける事が出来るようにする。
【9】2012−2013年度第2780地区運営方針が菅原GEから発表。(配布)
   2・クラブ研修リーダー及びクラブ研修委員会の充実。
【10】(参考)ロータリーの友2012年1月号に「長期計画」から「戦略計画」へ
    RI戦略計画委員の南園義一「防府RC」氏の記事が載っております。
●ロータリー活動の原点はクラブ
RIの構成単位は各クラブです。クラブの活性化なくしてはロータリーの発展は有りません。新しい「RI戦略計画」では、「クラブのサポートの強化」、「人道的奉仕の重点化と増加」、「公共イメージと認知度の向上」の3つの重要な優先項目を提示していることは、よく承知されていると思います。つまり、各クラブの運営や活動は、RIが示す方向性をよく理解しながら、各クラブの自主的な活動を基盤として行われるということです。

●クラブ活動は柔軟に、多様性を尊重して。

クラブの運営や活動は、過去の活動を固定的に考えないで、柔軟に、そして革新的な方法も取り入れて長期的に考えるべきだと強調されています。また、クラブ会員の増強や構成の面で、各種の多様性を認める事は実質的な増強につながると考えられます。そして、5大奉仕を中心に、バランスのとれた、奉仕活動は、クラブの良きリーダーを育て、ロータリーの発展を促すと言われています。

参考資料 「各種クラブ運営の手引き及びクラブ棚卸表(2011年10月31日 RI第2780地区クラブ奉仕委員会」
(2)質疑
●三浦RC:笠倉正弘
地区は、クラブに対して多くの情報提供をしていることは理解できますが、会員数減少の中で会員の退会防止、増強を進めなくてはクラブはこのクラブ研修をどのようにしてそれに活かしてゆくのか。会長、会員、研修リーダー三位一体活動をどのように進めるべきかをご指導願いたい。

○萬田リーダー
各クラブにおいては、会員数、事業規模において大きな差がある。まずは、クラブの中で話し合い、見つけていった答えがそのクラブの研修のあり方ではないか。

●寒川RC:菊池良夫
当クラブでは、既に4回のクラブ研修を実施しています。残念なことに、クラブ研修の重要性は認識していながらも、一般の会員は地区大会あるいは地区協議会などに出席して勉強する機会は与えられていません。私は自身のクラブの研修の中で、会長、パスト会長の協力を得ながらプログラムをつくり実施してみることから始めてみました。本来の目的は新入会員向けに行ったものでありますが、既存の会員からも改めてロータリーを知るきっかけにもなったと好評でした。行動することから始めることを提案したいです。

●平塚湘南RC:横山邦夫
毎回の例会の冒頭で、会長の時間というものが設定されていると思いますが、この時間の有効な利用がされていないことが、勉強しようという意欲の低下につながっているのではないでしょうか。本来この時間はロータリーの話をすべきですが、最近は会長報告と称して私生活の話に終始している側面があります。PETSなどでどのように指導されているのでしょうか。

●茅ヶ崎湘南RC:松宮 剛
会長に対して指導を行っていません。ただし、ロータリーの例会ですから、仮に時事問題について話す場合であっても、ロータリーの視点で話すことは必要ではないでしょうか。  
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