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社会奉仕 部門
2.東日本大震災支援活動について
〜第8グループ被災地支援合同プロジェクトについて〜
サブリーダー 樋ロ 大人 (平塚北)
ロータリーの綱領にある奉仕の理念は誰でも認識するところですが、実践の主休が個人であるだけに、団体奉仕についてはコンセンサスをとるまでに手間がかかることが多くあります。

昨年3月に発生した東日本大震災に際しては個人で、あるいは職場でRCクラブ単位で速やかに救援活動をされた方々にとって、その後に制定された東日本災害復興寄付日本委員会主導による1人100ドル基金についてはその活用方々についてさまざまな異論が出されました。いつ、誰が、どの様に、即ち『5W1H』です。

支援に対し異存はなく、方法論で前に進まない焦燥感の最中、大磯町と姉妹都市関係にある米国ウィンスコン州ラシン市のセントキャサリン高校インターアクトが中心となり立ち上げた、東日本地区津波被害基金として集めた5,000ドルを有効に活用してくれる日本のRCを探しているとの依頼を受けた大磯RCが日本委員会に問い合わせ、被害地区福島いわき鹿島RCが被災小学校支援のため、協力クラブを探しているとの報を受け、大磯RC河本PGが被災地を訪れ、いわき鹿島RCと打ち合わせ、その結果を踏まえて、第8グループ会長幹事会で協議し、これをグループ合同プロジェクトとして支援することになりました。

220名の全会員1人100ドル基金、小額ではありますが米国の15名のインターアクターの善意の芽が220名全会員参画へと導いたプロジェクトであります。

3月に行われた現地の視察と贈呈式では、放射能汚染の恐怖、1つの教室に2学年での授業等厳しい学校環境の中、明るく元気に学び遊ぶ子供たちの姿に接し「奉仕の理想」とは、寄付物件や金額の多寡ではなくその真心が相手方に勇気と喜びを与えたかであると。
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