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新世代 部門
7.ディスカッション
●横須賀北RC:坂庭俊雄
インターアクトとローターアクトは、各クラブが主体として行っているのですか?それとも学校が主体なのでしょうか?

○西村サブリーダー
インターアクトでは、学生が主体として奉仕活動を行っています。しかし資金援助は提唱クラブが行っています。また、インターアクトの活動が部活扱いとされ、学校から正式にお金が出ているケースもあります。インターアクトと提唱クラブは、互いに例会に出る様にしています。

○岡田サブリーダー
ローターアクトでは、学校主体と提唱クラブ主体の両方のケースがあります。例えば、青山学院大学では学校のクラブ活動の一環として行われています。いわばインターアクトの大学版ともいえます。一方第2780地区では提唱クラブが支援しつつ、アクトが自主的に活動しています。横須賀ローターアクトクラブの場合、スマイルの補助はあるものの、アクトが自分たちで活動できるように進めています。

●大和RC:磯田八郎
インターアクトの場合、高校への働きかけはどのようにするのでしょうか?
また、数ある学校の中で、どのように学校を決めているのでしょうか?


○西村サブリーダー
いろいろなきっかけがあります。例えば、私学の場合、理事長や元PTAがロータリアンの場合があります。また県立高校の場合、青少年交換で近隣の高校との繋がりができ、校長先生といろいろ話をする中でインターアクトの話が出て、両者が意気投合する場合もあります。ただ県立高校の場合、せっかく青少年交換でいい関係が出来ても、その後校長先生が異動になり、次の校長先生の考え方がまったく違い頓挫したケースもあります。

一般的には、私立の方が学校の理解を得やすいと言えます。第2590地区(横浜・川崎)、第2620地区(静岡・山梨)でも毎年の様に提唱クラブが増えていますが、やはり私立が多いようです。

私立の場合、校長と理事長が別々のクラブのロータリアンであるため、両クラブが提唱クラブであるケースもあります。また県立でもインターアクトの担当教諭がロータリアンであり、異動先で新たにインターアクトを作ったケースもあります。


○宮本サブリーダー
インターアクトは12歳〜18歳が対象であるため、中学生が主体となる事も可能です。高校に限定せず、様々な可能性を探っていただきたいと思います。

●小田原城北RC:木村頼弘
当クラブはローターアクト提唱クラブですが、毎年会員増強が課題である中、ロータリアンによるローターアクトへの関心度が低い状況です。アクトに関わる一部の会員のみがアクターの例会に参加しています。他の提唱クラブはどのような状況でしょうか。


○岡田サブリーダー
横須賀ローターアクトでは年に1回、合同例会を開いていますが、アクトに関わった経験があるロータリアンの参加がほとんどで、やはり偏りがあります。我々側からローターアクトの事がよく見えない状況もあるので、ローターアクト側がもっとロータリアンに参加を促す必要があるのではないでしょうか。例えば特別なゲストを招いたりイベントがある時など、もっとアクト側から声かけをすべきと感じます。また、世話になったロータリアンに対して感謝を示すなどの礼儀も必要です。アクトもロータリアンも両方ともしっかりする必要があります。

一方、アクターにロータリーの例会に来てもらう方がやりやすいともいえます。そうすれば、ロータリアンはアクターの顔を覚え、声をかけやすくなります。ふれあいの回数、つまり何回も誘うことが大事だと思います。

ローターアクトのプログラムは、その時に思いついたことを行っている印象を受けます。「やりたい事をやりたい時にやる」ではなく、「やるべき事を定期的にやる」必要があると思います。みんなに見える活動、誰もが参加しやすい活動を行うように、ロータリアン側から働きかける必要があります。活動の「見える化」により、ロータリアンの企業に勤める従業員をアクトに参加させやすくなります。


●小田原城北RC:木村頼弘
インターアクトの活動拠点は高校ですが、ローターアクトの拠点はどのように提供するのでしょうか?

○岡田サブリーダー
例会場はそれぞれ決まっています。また活動に関しては、アクターが自分たちで考えて活動範囲を決めています。

○宮本サブリーダー
新年度に入りましたら、地区委員会と各クラブ委員長との意見交換の場を設けたいと思います。また、今年度も新世代交流を行いますので、ぜひご出席ください。
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