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ロータリー財団 部門
4.GSEからVTTへ
サブリーダー 中野 明 (小田原城北)
GSEは、「Group Study Exchange(研究グループ交換)」の頭文字をとって略称されています。

ロータリー財団が推奨している教育的プログラムの一つで、1965年から行なわれています。第2780地区では、現在まで別表(下図)のように実施されてきました。


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25歳から40歳までの若い職業人を対象にして、海外での職業研修を通して異文化との交流を経験してもらい、社会人としての視野を広げてもらうことを目的としています。

異なる国の二つのロータリー地区が組み合わされて、通常はロータリアンのリーダー1名と、そうではないメンバー4名が研究グループとなり、互いに派遣と受け入れをします。チームは可能な限り受け入れ地区のロータリアンの家庭に滞在します。

プログラムとしては次年度が最後となり、すでに第7720地区(アメリカ・ノースカロライナ州)との交換が決まっています。

VTTは「Vocational Training Team(職業研修チーム)」の頭文字をとって略称されています。2013−2014年度夢計画への移行に伴い実施されます。

海外で技術を学んだり、現地の人々を指導したりするため、複数の専門職業人からなるチームを派遣します。メンバーの職業は異なっていても、同じ重点分野を支援するという共通の目的があればよいことになっています。

ただし、6つの重点分野を支援するものでなければなりません。


 1.平和と紛争予防・解決
 2.疾病予防と治療
 3.水と衛生設備
 4.母子の健康
 5.基本的教育と識字率向上
 6.経済と地域社会の発展


チームはロータリアンであるリーダー1名と、そうではないメンバーが少なくとも3名で構成されます。メンバー数の上限はなく、年齢制限と研修期間の制約もありません。

Exchangeではないので、派遣だけでも受け入れだけでも実施できます。

プロジェクトを持続可能なものにするため、人道的プロジェクトに付随して行なうのが効果的です。
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